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2017年7月25日火曜日

長崎新聞に掲載


長崎大学病院検査部、微生物検査室の村田美香技師が
長崎新聞「とっとって(566号 72日発行) はたらくひとたち」に掲載されました。
様々な職業を紹介するコーナーであり、まだまだ認知度の低い臨床検査技師の仕事について、仕事の内容や1日に行っている仕事のスケジュール、仕事のやりがいなど現場で働く人の声が分かりやすく記事になっています。この記事によって、多くの人に臨床検査技師のことを知ってもらい、興味を持っていただけたらと思います。


2017年7月18日火曜日

MRSAフォーラム2017参加&受賞報告

 7月15日(土)に開催されたMRSAフォーラム2017に、栁原 克紀 教授賀来 敬仁 助教、大学院生の太田賢治医師が参加してきました。MRSAフォーラムは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(Methicillin-resistant Staphylococcus aureus:MRSA)についての研究会で、MRSAに関して、遺伝子検査・診断から病原性、治療、疫学に至るまで様々な視点からのシンポジウムや一般演題発表が催されます。
 栁原 教授はシンポジウムで「MRSA-SSTI/SSI−疫学的見地から−」を発表し、賀来 助教は医学部の石毛くんが研究している「MRSA菌血症におけるSCCmec typeの変化」について発表を行いました。

 また、太田 医師は「真のMRSA院内肺炎の規定因子と臨床的特徴」について発表し、見事に優秀ポスター賞を受賞しました! 今回の研究会では、MRSAの奥深さや面白さ、まだわかっていないことや今後の展望など多方面から学ぶことができたようです。太田先生は、今年のIDweekやICCなどの国際学会でも発表予定であり、今後に期待しています。


これまでの国内学会報告と受賞報告の報告はこちら→国内学会受賞



2017年7月15日土曜日

第33回日本DDS学会学術集会@京都

2017年7月6日〜7日に京都市勧業館みやこめっせで開催された第33回日本DDS学会学術集会に、栁原 克紀 教授賀来 敬仁 助教が参加してきました。
 DDSとは、drug delivery systemの略で、体内の薬物分布を量的・空間的・時間的にコントロールする薬物伝達するシステムのことです。このように書くと分かりにくいのですが、たとえば内服薬の徐放剤などの薬剤の濃度をコントロールする技術や、喘息の吸入薬など薬物を目標とする場所(臓器)に伝達する技術です。この学会では、医学・薬学だけでなく、工学を専門とする方々も多く参加されています。


 来年は、当教室の栁原 克紀 教授が大会長として、長崎ブリックホールで第34回日本DDS学会学術集会(2018年6月21日、22日)を開催します。これまでDDS学会に参加したことのない方も、是非ご参加ください。




2017年7月8日土曜日

初期研修医(6月)

 6月に研修医1年目の服部先生が、検査部をローテートしました。

 服部先生は、感染症に興味があって、長崎大学病院での初期研修をしているとのことで、微生物検査室で2週間研修を行いました。また、その他にもサテライト検査室(血液、生化学)と生理機能検査室を1週間ずつローテートし、検査部で有意義な研修生活を送ることができたようです。研究カンファなどでもメモを取ったりしていて、その真面目かつ真摯な姿勢には非常に感銘を受けました。これから2年間の初期研修生活もその調子でがんばってください!そして、検査関連でわからないことがあるときは、いつでも相談に来てください。

 長崎大学病院では、第二内科(呼吸器内科)と熱研内科(感染症内科)が感染症診療およびコンサルテーションを担当し、感染制御教育センターは感染制御およびコンサルテーションを担当しています。当教室にも、栁原 克紀 教授をはじめとして、森永 芳智 助教小佐井 康介 助教賀来 敬仁 助教と4人の感染症専門医が所属しており、感染症診療の後方支援ならびに他の病院からの微生物検査についての相談を受けています。また、感染症の基礎・臨床研究もたくさん行っています。感染症に興味のある人も検査部で研修をしてほしいと思っています。



当教室では、初期研修医も受け入れています。興味のある人は気軽にご相談ください。
以下、リンクです。
検査部ホームページ(学生教育)
検査部ホームページ(初期研修)

これまでの初期研修の記事は→リンク