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2016年3月25日金曜日

学位取得&受賞報告

 3月に大学院生で、検査部所属の木村さんが博士(医学)の学位を授与されました。

 木村さんは国立病院機構川棚医療センターに勤務していたときに、検査部の大学院(病態解析・診断学)に入学しました。臨床検査技師として日常業務が忙しい中で研究を行い、今回は「Antimicrobial susceptibility and molecular characteristics of methicillin-resistant Staphylococcus aureus in a Japanese secondary care facility(日本の二次救急医療機関におけるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌の薬剤感受性および分子疫学的解析)」で学位を取得しました。

 学位を取得した論文は、Journal of Infection and Chemotherapyに掲載されておりますので、興味のある方は是非御覧ください(リンク)。

 また、賀来助教が8月に大学院を早期修了しましたが、優秀な成績で卒業したということで学長賞を受賞しました。学長賞では賞状だけでなく立派な盾ももらえたようです。


当ブログで報告した学位取得はこちら→リンク
当ブログで紹介した受賞報告はこちら→リンク

2016年3月23日水曜日

第61回日本臨床検査医学会・第27回日本臨床化学会合同九州地方会

 3月19日に長崎大学医学部記念講堂および良順会館で「第61回日本臨床検査医学会九州地方会」「第27回日本臨床化学会九州支部総会」合同総会が開催されました。今回は当教室の栁原教授が合同総会長を務めました。

 一般演題では、検査の各分野の演題についてレベルの高い発表と活発な討論が行われていました。また特別講演1では、長崎大学医学部長の下川功教授が食餌制限と老化機構について、歴史から最新の研究結果まで幅広くご紹介してくださいました。特別講演2では、長崎大学第一内科の川上純教授が治療の進歩が著しい関節リウマチについて、検査を中心に検体検査から超音波などの生理機能検査について話をしていただきました。

 今回の学会には九州各県から200名以上の方々に参加していただきまして、本当にありがとうございました。
 来年の九州地方会は久留米で開催されるとのことですので、ご参加よろしくお願いいたします。



これまでに当ブログで報告した当教室主管の学会は以下の通りです。

これまでの国内学会報告は→リンク

第6回長崎臨床Reversed-CPC研究会

 3月18日(金)18時30分〜長崎大学医学部良順会館で、「第6回長崎臨床Reversed-CPC研究会」が開催れました。
 Reversed-CPC(R-CPC)とは、臨床検査データから症例の病態や診断について討論するもので、検査項目の特徴や意義を学ぶことができます。長崎県では、平成25年から長崎大学病院検査部と市中病院の医師・臨床検査技師が一緒にR-CPC研究会を行っています。長崎では、一つの症例の検査データについて、グループに分かれてディスカッションし、それをまとめたものを発表するという形式をとっています。

 今回は日本臨床検査医学会および日本臨床化学会の九州地方会の前日に開催したということもあり、九州大学の康東天教授をはじめ、大分大学、産業医科大学、宮崎大学の臨床検査技師の皆さんも参加してくださいました。
 
 症例は抗菌薬不応の不明熱の一例で、賀来敬仁助教が呼吸器・感染症内科の修練医時代に症例報告したものでした(Internal Medicine 2010: 49; 2697-2701)。難しい症例でしたが、グループによって特徴のある意見があり、非常に有意義なディスカッションができたのではないかと思います。

 次回は、9月に佐世保地区で開催予定となっていますので、県北地区の医師・臨床検査技師の皆さまの参加をお待ちしております。


2016年3月5日土曜日

第46回日本嫌気性菌感染症学会総会・学術集会

3月4日、5日に長崎大学医学部良順会館で、当教室の栁原克紀教授が会長として第46回日本嫌気性菌感染症学会総会・学術集会を開催しました。

嫌気性菌は培養が難しく馴染みのない人もいるかもしれませんが、下部消化管感染(腹腔内感染)や誤嚥性肺炎では、重要な原因菌の一つです。また、近年欧米でアウトブレイクを起こして問題となっているClostridium difficile感染症(CDI)や、次世代シークエンサーの登場による腸内マイクロバイオームなどで注目されています。
今回の学術集会でも、基礎から臨床まで100名以上の嫌気性菌感染症の専門家が参加され、活発な議論が行われました。

また、特別講演ではマイクロバイオームの第一人者である早稲田大学の服部正平先生の講演もあり、非常に質の高い学術集会となりました。

本学会に貢献できるように、当教室でも嫌気性菌に関する研究を今後も続けていきたいと思います。