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2016年10月1日土曜日

日本臨床検査自動化学会第48回大会@横浜

9月22日〜24日にパシフィコ横浜で開催された日本臨床検査自動化学会第48回大会に栁原教授宇野助教賀来助教の教官3名、検査技師は臼井主任西村技師、海端技師、碇技師、岩永技師の5名の合計8名が参加してきました。

 医学の中でも臨床検査医学は最も自動化が進んだ領域になります。日本臨床検査自動学会と同じ時間帯には、パシフィコ横浜展示場でJACLaS EXPOという臨床検査機器・試薬・システム展示会が開催されており、学会規模および参加人数もかなり大規模な学会になります。臨床検査の自動化については、血液・生化学などの血液検体を扱う分野が最も進んでいて、検査結果を迅速に出すことおよび標準化に貢献しています。近年では、微生物検査の分野でも自動化機器が登場してきており、これからも発展していくと考えられています。そのため、今回はサテライト検査室の臼井主任、海端技師、血清室の西村技師だけでなく、微生物検査室の碇技師、岩永技師も発表を行いました。また、宇野助教賀来助教もランチョンセミナーやシンポジウムの講演を行いました。

 また、本学会に応募された演題の中から特に優秀な演題に送られる「優秀演題賞」に西村技師が選ばれました。西村技師は血清室で行っている梅毒検査の生物学的偽陽性についての検討で受賞しました。また、社会人大学院生として積極的に研究をしており、ASM microbe2016でも発表をしています。

これまでの国内学会報告は→リンク
当ブログで紹介した受賞報告はこちら→リンク


               右上:懇親会の様子、左下:同時開催のJACLaS EXPO
               右下:大会長の康先生から表彰状を受け取る西村技師